学校教育リフレクション

主に学校教育を中心に綴ります。「学び」は学校に限らず、家庭、地域、社会と広く、生涯を通じて営み、人を育むものと考えています。

性格

学びは、人を幸せにする(2)

2.かけがえのない存在(自分の可能性を信じて、才能を引き出そうとする) たった一人しかいない自分が、どれほどのものかは分からない。類まれな才能を持っている天才を指すわけではない。多くの人々に感動と歓喜を与える程のものでもない。自分でも気が付…

いじめも青少年の自殺も、学校教育における2次障害

「いじめはなくならない」という言われている中で、 学校だけは「いじめゼロ」「いじめ撲滅」と叫んでいる。 確かに、行き過ぎたいじめは決してあってはならない。 いじめは学校だけにあるわけではない。 家庭で、職場で、人が集まれば、2人のときでもいじ…

教育の2大目標 賢明で善良であること

トーマス・リコナーはその著作である「こころの教育論」(慶應義塾大学出版会)の中で、賢明で善良であることが教育の2大目標であることを掲げていいます。 賢明と善良が同じではない、賢明な人が必ずしも善良な人とは限らない。このことから、性格形成の教…

不登校という二次障害

不登校になる理由は様々である。 そして、不登校の理由が変わり、不登校であることが理由になる。 「休み過ぎて行きにくい」それである。 義務教育である学校を行かないと公共の様々なサービスも受けられない。 学習はもちろんのこと、学校保険法に定められ…

ビッグファイブ

学校の成績を決めるのは知能だと思われているが、実はそうではないかもしれない。学校での成績を予測する場合は、従来のテストで測る「知能」よりも、「性格」の方が優れた判断材料になる、という新たな研究結果が発表された。具体的には、明るく開放的でか…