学校教育リフレクション

主に学校教育を中心に綴ります。「学び」は学校に限らず、家庭、地域、社会と広く、生涯を通じて営み、人を育むものと考えています。

理解

「わかった」から理解へ

より深く「わかる」ために 心理的な能力は、それぞれ異なる神経ネットワークによって支えられている。 ・視覚や聴覚、触覚を介してモノを知覚する能力 ・モノの交換的位置を知覚する能力 ・言語を操る能力 ・数を操る能力 など (1)大きな脈絡と小さな脈絡…

「わかる」ために何が必要か

わかりたいと思うのはなぜか 我々は何にでも意味を見つけたがる。意味をつけないと落ち着かない。意味とは、わからいものをわかるようにする働きです。意識は情報収集のための装置。情報収集とは、秩序を生む心の働きです。わかるというのは、秩序を生む心の…

どんな時に「わかった」と思うか

1.直感的にわかる 「わかった」という体験は経験の一つの形式であって、事実とか真理を知るというここと必ずしも同じではない。 2.まとまるとわかる 解きほぐされ伝えられたものを、もう一度心の中で解きほぐされる前の心象へまとめ直す。上手くまとめら…

「わかった」というのは感情なのです。

「わかった」にもいろいろある。 1.全体像がわかる。(見当がつく) 2.整理するとわかる。(分類、まとめる) 3.筋が通るとわかる。(説明する) 4.空間関係がわかる。 5.仕組みがわかる。 ここまでは、未知のことに向き合ったとき、われわれがそ…

不登校という二次障害

不登校になる理由は様々である。 そして、不登校の理由が変わり、不登校であることが理由になる。 「休み過ぎて行きにくい」それである。 義務教育である学校を行かないと公共の様々なサービスも受けられない。 学習はもちろんのこと、学校保険法に定められ…