素質
「あなたは、声楽の才能があるわ」恩師に言われて、始めました。
飛び抜けた才能の持ち主は、幼い頃からその片鱗を見せ始める。
自分の才能を一生見つけられないままで終わる人もいる。ほとんどの人がそうだと思う。
もし、全ての人が自分の才能に気がつき、それを磨いているとしたら、世界は素晴らしいもので溢れかえっているだろう。
学校教育の9教科でも十分多岐にわたっている。一つの教科でも色々な分野がある。
それでも人の多様な素質に対応できない。既存の価値観にとらわれ本当の才能が見えないのかもしれない。
素質>能力>才能>知能
声が大きい>大きさを調節できる>調節の精度を向上させられる>MIの知能へ
<知能>とは、「ひとつ以上の文化的な場面で価値があるとみなされる問題を解決したり成果を想像する能力」
ハワード・ガードナー MI個性を生かす多重知能の理論 P46 新曜社
バーノンによる「知能Bとは、ある個人の素質的装備の許しうるかぎりで、その個人が環境との相互作用を通じて獲得したシェマタあるいは心的なプランの累積された総和を指す
R・R・スケンプ 数学学習の心理学 P5 新曜社
自分にどんな能力が備わっているか、どんなものが得意で苦手か見つける。
慣れないものこそ挑戦し、見つけていく。
素質は「自分の可能性、他人と比べるものでも比べられるものでもない」