教育と福祉

教育と福祉を結ぶ

ホリデーハンガー

 夏になると、英国では「ホリデーハンガー」という言葉が聞かれる。長期の休みに入り、給食がなくなると飢える子供が増えることから、こんな言葉使われるようになった。フードバンクでは、子ども用の夏期緊急食糧も配布される。1998年から2002年のスコットランドの調査で高級住宅地グラスコーと貧困区カルトンでの男性の平均寿命の差が28年(前者が82歳、後者が54歳)だったことが判明した。

2017年9月22日 朝日新聞 欧州季評 命の格差 広がる英国 ブレイディみかこ

 

 この記事で驚いたのは、こういった統計があることだ。日本では、子どもの貧困格差が問題視されてもそのデータが表に出てこない。子ども食堂もあちこちで出来ているが、全て民間、NPOによるものだ。子どもの居場所、みんなで食べる、親のつながり(親の孤立を防ぐ)善意や思いで作られている。学術研究などの注目を集め、もっと広く世間に認められ、充実したものになってほしい。

 イギリスのようにこれほどのデータがあるにも関わらず、抜本的な施策がでないのも悲しい。日本でも、脚光をあびてもの政策が講じられるとは限らなない。でも、光が当たれば動き出す。