学校教育リフレクション

主に学校教育を中心に綴ります。「学び」は学校に限らず、家庭、地域、社会と広く、生涯を通じて営み、人を育むものと考えています。

「わかった」というのは感情なのです。

「わかった」にもいろいろある。

1.全体像がわかる。(見当がつく)

2.整理するとわかる。(分類、まとめる)

3.筋が通るとわかる。(説明する)

4.空間関係がわかる。

5.仕組みがわかる。

ここまでは、未知のことに向き合ったとき、われわれがその未知なものとどう対処するか、あるいは、どう対処できるか。に関わるわかり方です。

6.規則が合えばわかる。

原理・原則を参照し、それに乗っ取って現象を操作し整理するやり方です。これは対処するだけではなく、対象そのものをコントールするわかり方です。

 

「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 (ちくま新書)より