学校教育リフレクション

「教育とは何だろう」を様々なところから考えています

マイノリティがマジョリティ

『マイノリティがマジョリティ』は、前川喜平と寺脇研の本に出てくる。

これからの日本、これからの教育 (ちくま新書)

これからの日本、これからの教育 (ちくま新書)

 

 少数派が多く締め、その総和が過半数を超え多数派を上回っている。というもの。

 貧困家庭が何%、ひとり親家庭が何%、発達障がいが何%という風にすべてを足し算しての話である。ひとり親で発達障がいの子どもを養育している。そのような重複を見込んでいない。話としてはとても面白く頷けるところもある。マイノリティという時点で多数派から追い込まれている。生きにくさや偏見に苛まされている。様々なマイノリティに対する理解を広めないと名前をつけてレッテルを貼ることになる。認知が広がるのは好ましいことかもしれないが、それが偏見や弱い立場にいる人たちの標的になってしまうとしたら、とても哀しいことになる。いっそのこと学級ひとクラス分の全員のマイノリティの分類があったら素敵なことになる。

 全員同じではない、ひとりひとりが違っていて当たり前。

 そして、その違いをみんなで認識する。全員マイノリティの名前がついているから。

   それはとても素敵な感覚で、深い時間を過ごせると思う。