学校教育リフレクション

主に学校教育を中心に綴ります。「学び」は学校に限らず、家庭、地域、社会と広く、生涯を通じて営み、人を育むものと考えています。

子どもの権利

物凄いマンションを見上げてみれば!?

どんどんマンションが建てられている。低金利の駆け込みという話もあるが。 景気も金利も関係ない。 あの見上げるようなマンションに住んでいる人がいて、それをペイできる。 そういう人たちが、たくさんいる。 目線を落とせば、段ボールに寝泊まりしている…

いじめも青少年の自殺も、学校教育における2次障害

「いじめはなくならない」という言われている中で、 学校だけは「いじめゼロ」「いじめ撲滅」と叫んでいる。 確かに、行き過ぎたいじめは決してあってはならない。 いじめは学校だけにあるわけではない。 家庭で、職場で、人が集まれば、2人のときでもいじ…

問題行動等生徒指導上の諸問題(文部科学省 平成28年度 速報値)

平成29年10月26日に速報値が出ました。 目新しい所では、ここ数年の小学校での件数が増えています。昨年(平成28年)話題に出ていましたが、数が増えています。今後、注目を集めるところです。 暴力行為と不登校の2つのデータを並べました。何か共通なものを…

障害児の学びの中に

障がい児の学びの中で、その躓きは輝いている。 みんなが無意識に取り込んでいるそれがわからない。 安易に信じてしまう事もよくよく考えてみれば、本当のところはどうなんだろう? そんなの簡単じゃない。そうです簡単です、あたなには。 簡単にはいかない…

母子家庭教育?

母子家庭から、教師が学ぶもの 教師向けの学習会の講話。 家庭裁判所での離婚調停で、 母子家庭となった母親に何を望むか尋ねた時の答えです。 1つ目、腕のいい弁護士が欲しい。 離婚調停です。父親の子どもの養育費を少しでも多く払ってもらいたい。 でも…

不登校という二次障害

不登校になる理由は様々である。 そして、不登校の理由が変わり、不登校であることが理由になる。 「休み過ぎて行きにくい」それである。 義務教育である学校を行かないと公共の様々なサービスも受けられない。 学習はもちろんのこと、学校保険法に定められ…

子どもの貧困と虐待は、教育問題ではない

子どもの貧困や虐待が問題になっている。学校でも話題になっているが、対応はしても対策をとることはできない。それは、子どもの貧困も虐待も教育問題(文部科学省)ではなく、生活と労働の問題(厚生労働省)の問題である。なぜなら、経済力がなく進学でき…

未成年の自殺

2017年5月28日の朝日新聞のフォーラム「君は一人じゃない」小さないのち そこには、減らない子供の自殺のことが載せられていた。 いじめ問題にスポットを当てた記事であった。警察庁のデータを見ると、年々自殺率は減り続けているのに、未成年のそれ…

不登校の生徒は、学校についていけない?

「不登校の生徒は、学校について行けないから」という理由 勉強について行けない。習っていないからそうでしょう。 習っていないのについて行けたら、普段の学校の勉強の価値が無くなります。 学級や集団に馴染めない、いじめ、発達の遅れなど、 いろいろな…