ステージ
発達段階、スモールステップ(学習過程)、死の受容プロセス、概念(1次的、2次的概念)、理解(知識の獲得)、成長(動機と欲求)には、それぞれ段階がある。
それは、個人の素質的装備や環境との相互作用、時間軸を強く主張しない。
症状や状態から様々な要因を精選し取り除き分析して、視点を絞り込んでいる。
全てにおいて、次の目標があるのに停滞や後退を繰り返し、なかなか前進しない。
成果を上げているところもあるから、方法が間違っているとも思えない。
一人一人の素質、環境、自覚、意欲、継続時間ごとに考えると、同じ目標でも全く違った方法をとった方が効果的な場合が多くある。
今いるステージ(素質、環境、自覚、意欲、継続時間)から次のステージへ、資質も成長とともに変化する。ここまでかなと思っても、その先の可能性は否定できない。
ステージ
素質:もって生まれたもの 能力や好みなど
環境:家庭環境や生まれた地域、生活環境、文化や風習など
自覚:環境に大きく影響されるが、生まれに関係なく志が高い人もいる
また、素質と全く関係ないところに向くこともある
意欲と継続時間:影響を受けやすく、脆いところがある。しかし、尽きることなない意欲と継続することで幸福を得ることもある。
5つの要素を適切に汲み取ったものを「ステージ」と呼ぼう。
ステージを適切に汲み取ることが、なかなか前進できない理由に思えて仕方がない。
ステージは、あらゆる分野に存在し、多様な視点により支えらている。
「自分の可能性を自覚させ、意欲と継続時間を持続させる」それが学校教育だと思う。