学校教育リフレクション

主に学校教育を中心に綴ります。「学び」は学校に限らず、家庭、地域、社会と広く、生涯を通じて営み、人を育むものと考えています。

気づき

色々な講演会

「子ども虐待フォーラム」「特別な支援を要する子ども、保護者対応」に参加して、これは、教育の限界? 先生が家庭にまで口出し?と ?が一杯に

あれ、20年前は家庭訪問や保護者の悩み相談、生活助言は当たり前だった。

 

講師は、ほとんど医者か研究者

当たり前か

 

でも、教師の今まさに目の前にいるには、

    患者でも、研究対象でもない

 

でも、実践者の教師は 日々 目の前の学校生活に追われている

    自分のしてることの正当性を求めてる

      自分は間違っていないという 確信が欲しい

 

でないと、気持ちが続かない

励み

 学校の成績は、テストの点数だけではなく平常と呼ばれる

提出物やレポート、パフォーマンス(読みや暗唱、実技)などの

点数も加味される。

www.huffingtonpost.jp

点数が伸び悩めば、高い成績にはならない。

しかし、平常を頑張ってとっておくと点数以上の評価がつく。

得点と評価(評定)は、一体ではない。

得点は、その分野での能力に他ならない。

しかし、評定に加味される平常点は必ずしも、

その分野での能力によるものではない。

期日に間に合わせる。

もちろん、提出の時期は科目が重なるので計画的に進める。

見やすい(わかりやすい)レイアウトでノートをまとめる。

 

持って生まれた能力だけではなく

今の努力が評価される(評価していい)

そのことが、研究結果として世に出て、注目を浴びるのは

とても、嬉しい

 

 

Character is higher than intellect... A great soul will be strong to live, as well as to think.

                            (Ralph Waldo Emerson)

人として、知識や教養よりも性格や人柄が大切で

こうしたい、こうしてみたいという強い思いは、

生きていく原動力となり、考える礎である。     (本人訳)

数学を学習する?

生徒の数学学習のつまずきに悩む!

大学時代のゼミで読んだ『数学学習の心理学』 (R.R.スケンプ)

数学学習の心理学 (1973年)

数学学習の心理学 (1973年)

 

 

子どもが生まれて書店で出会った『はじめであうすうがくの絵本』(安野光雅

はじめてであう すうがくの絵本 (1)

はじめてであう すうがくの絵本 (1)

 

 どちらも、素晴らしい本でした。

 

それから、十数年後『数学がわかるということ』(山口昌哉)に出てくる

数学が分かるということ 食うものと食われるものの数学 (ちくま学芸文庫)

数学が分かるということ 食うものと食われるものの数学 (ちくま学芸文庫)

 

 

ポアンカレのことば

「数学とは、異なったものを同じものとみなす技術である」に衝撃を受けて

『数学学習の心理学』と『はじめであうすうがくの絵本』が見事に繋がりました。

絵本を一つ一つスケンプで読み解き、数式のない数学の姿を身近に考えていく。